田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

教訓16

出向期間中、最も注意を払うべきは、自分自身の健康です。

 

出向生活中は、非常に健康リスクが高いです。

労働時間が長くなるのみならず、生活環境がそもそも激変するため、これまでの「普段通り」とは全然異なる生活を強いられます。

 

そのため、若い方であっても、とにかく健康には注意したほうが無難です。

むしろ若い方ほど、体力に自信があって体をケアしないために、突然倒れる危険性が高いともいえます。

 

細かい論点はこれから数回に分けて書いていきますが、何より重要なのは「休めるときに休んでおく」ことです。

 

本省は常に、職員個人よりも組織全体が優先される職場です。

体調が悪い職員に対しても平然と出勤を命じます。

今年度でいえば、ワクチンの副反応でグロッキーなのに無理して出勤している職員を大勢見てきました。

 

冷静に考えて酷い仕打ちなのですが、本省では反対に「体調を崩すほうが悪い」と捉えられています。

まさに「体調管理も仕事のうち」であり、「体調管理も給与の一部」です。

 

つまるところ、「体調が悪くて休みたいけど、休ませてもらえない」のが当たり前の職場なので、そもそも体調が悪くならないよう細心の注意を払わなければいけないのです。