教訓24
今月に入ってから何度も書いてきていますが、非常に重要なことなのでまた触れます。
プロパー職員と出向者は別次元の存在です。
たとえ同い年であっても、出身地が同じでも、出身校が一緒でも、趣味が近くても……職場においては歴然たる差があります。
「同僚」とみなしてもらえる余地はあるかもしれませんが、「同格」では決してありません。
出向者はプロパー職員の道具です。
プロパー職員の指示に全面的に従いつつ、期待以上の納期・クオリティで仕事を仕上げるのが、理想的な出向者像です。
たとえ荒唐無稽に思える指示であっても従わなければいけませんし、意見具申するなんてもってのほかです。
年齢も職歴も関係ありません。
歳下であろうとも、完全服従すべきです。
むしろ歳下のプロパー職員にこそ、「上から」の態度を取らないように細心の注意を払うべきです。
地方公務員の世界は完全に年功序列です。
「年下を敬う」という習慣がありません。
しかしここは本省です。地方自治体ではありません。
キャリアとノンキャリの壁のように、プロパーと出向者の間にも越えられない壁が存在します。
壁の存在を意識して、「わきまえた行動」をとってください。
正直に申し上げると、私はプロパー職員の方々との人間関係構築に失敗しました。
こんなブログを書いていることもあり、私は本省のルールや文化に興味津々で、プロパーの方々の会話に割り入ったり、質問したりしていました。
これがどうやら不興を買ってしまったようで、年明け頃からは露骨にハブられていました。
もし一年前の今日に戻れるなら、「大人しく黙ってろ」と伝えたいです。
プロパーの方々に嫌われるとマジできついです。