田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

在宅勤務1

4月12日から東京都に「まん延防止等重点措置」が取られ、一層の外出自粛や出勤抑制が求められました。
霞が関の中央省庁も例外ではなく、なるべく在宅勤務して出勤者を減らすよう指示がありました。


政府として推している「デジタル化」の典型例でもありますし、霞が関が率先して在宅勤務することで、民間へのプレッシャーにもなるのでしょう。

 

僕の勤務する課では、地方自治体からの出向者が交代で在宅勤務することになりました。
だいたい週2日は在宅です。

 

一方、プロパー職員は、ほぼ通常通り出勤しています。
というより、在宅勤務できるような状況ではありません。

 

プロパー職員の皆様は、各々の通常業務のみならず、新型コロナ関係の突発的・非定形業務もこなしています。

端から見ている限り、こういう突発的・非定型業務は、締切がタイトだったり、内容がハードだったり、多数の職員とのコミュニケーションが欠かせなかったり……等々、省内に在席していないと対応しづらいものばかりのようです。

 

一方、出向者の業務は、基本的に過去の焼き直しです。
過去の資料を見ながら進めていけます。
効率はどうしても落ちますが、在宅勤務でも十分やっていけます。

 

私はひきこもり気質なので、正直ありがたく思っています。
何より自治体だと在宅勤務なんてあり得ませんし、中央省庁出向と同じく貴重な経験になります。