田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

職場環境1

私の知る限りでは、たいていの地方公務員は自腹で名刺を作っています。

職場で支給されるわけではありません。

各自でデザインを作り、各自で印刷します。

 

そのため、同じ課の職員であったとしても、デザインはバラバラです。

 

私の自治体の場合も、名刺は自腹で作るものでした。

作らない人もけっこういました。

かつては人事課が全員分を作っていたらしいのですが、市民からの「税金の無駄遣いだ!」批判を受けて止めたとのこと。

 

国家公務員の場合、自治体職員よりも一層厳しい「国民の目」に監視されているわけで、「無駄遣い」と批判されそうな支出は厳に謹まなければならず、名刺作成なんてもってのほか……なのかと思いきや。

4月1日にちゃんと支給されました。

 

プロパー職員はともかく、私みたいな部外者にまで作ってくれるなんて、なんと太っ腹なのでしょう!

 

ただ、私の担当業務上、配る相手がいないわけで、大部分はお蔵入りになりそうです。

配るとしても、せいぜい出向元自治体の元上司くらいでしょうか?