田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

職位5

係員のひとつ上の職位は「係長」です。

自治体だと、平職員と係長の間に「主任」や「総括」のようなポストを経ることも多いですが、国家公務員の場合は「係員」からすぐに「係長」へランクアップします。

(国家公務員にも「主査」という肩書きがありますが、これも係長級です。詳細は別記事にて)

 

年齢は、自治体の係長よりも若いです。

総合職採用の方だと20代半ば〜終盤まで、一般職採用の方だと20代後半から30代後半くらいです。

そのため、出向者よりも係長のほうが年下……という年功序列逆転事案も多発します。

 

総合職採用だと数年で卒業してしまう職位ですが、一般職採用だとかなり長く留ります。

係長になった後は、局をまたいだ異動はほとんどなくなるようで、局内の様々な課を係長として渡り歩くことになります。

そのため、30代半ば以降のベテラン係長は、局内の業務を幅広く知っている「専門家」として、課のみならず局を支えてくれています。