田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

自治体3

私の自治体でも、地元メディアが

  • 地元国公立大学の市役所・県庁受験者の減少が止まらない
  • これまで行政を支えてきた地元人材が流出
  • 公務員の質の低下

などと盛んに報じています。

 

正直、新規採用職員(大卒)の内訳をみると、地元国公立大学卒が減少し、あまり有名でない私立大学卒の方が激増しているのは事実です。
そのため、「職員の出身大学の平均偏差値」は、明らかに落ちています。

 

年代別でみると、今の30代半ばがピークだと思います。
地元国公立大学が半分を占め、よりレベルの高い旧帝大早慶卒もざらにいます。

 

もちろん、学歴と実務能力は全然関係ありません。
ゆえに、出身大学の偏差値低下という事実だけを捉えて、一概に「公務員の質の低下」と決めつけるのは誤りだと思います。