出向者13
あまり考えたくないケースですが、激務や人間関係のために潰れてしまう(休職してしまう)出向者もいます。
潰れてしまった出向者は、復帰が不可能だと確定した時点で、出向元自治体に戻っていきます。
本省側は1名欠員状態になります。
この1名分の欠員を埋めるのは、残された他の出向者です。
課内の出向者が皆多忙で、潰れた出向者の分の仕事まで手が回らないときは、比較的余裕のある他の課の出向者にヘルプに入ってもらいます。
プロパー職員がフォローに入ることは決して無く、出向者の穴埋めは必ず出向者が行います。
これまでも何度か「プロパー職員と出向者は担当業務がはっきり分かれている」とお伝えしてきたところですが、この区分は「欠員が出た」場合のような非常事態においても厳守されるのです。