田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

出向者13

あまり考えたくないケースですが、激務や人間関係のために潰れてしまう(休職してしまう)出向者もいます。

 

潰れてしまった出向者は、復帰が不可能だと確定した時点で、出向元自治体に戻っていきます。

本省側は1名欠員状態になります。

 

この1名分の欠員を埋めるのは、残された他の出向者です。

課内の出向者が皆多忙で、潰れた出向者の分の仕事まで手が回らないときは、比較的余裕のある他の課の出向者にヘルプに入ってもらいます。

プロパー職員がフォローに入ることは決して無く、出向者の穴埋めは必ず出向者が行います。

 

これまでも何度か「プロパー職員と出向者は担当業務がはっきり分かれている」とお伝えしてきたところですが、この区分は「欠員が出た」場合のような非常事態においても厳守されるのです。