田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

業務19

新型コロナウイルス感染症のせいで、大半の公務員は仕事が増えていると思います。

感染症対策やワクチン接種、各種給付金の担当部署のみならず、そのほかの部署でも、なんらかの形でコロナ対応要素が新たに加わっているでしょう。

 

一方、私の場合、コロナのせい(おかげ?)で重大な業務がひとつ消滅しました。

自治体担当者向けの説明会です。

 

私のメイン担当業務(とある全国規模の統計調査)では、各自治体に調査を依頼するタイミングの前後で、自治体の担当者を東京に呼び集めて、調査への回答方法についての説明会を開催していました。

 

しかし、コロナが流行し「対面での集会」が忌避されるようになったことから、昨年度からこの説明会が無くなってしまったのです。

 

代わりに「オンライン説明会」を実施するという案もあったようなのですが、設備が整っておらずオンラインだと参加できないという自治体がかなり多かったため、説明会自体が消滅しました。

 

このような経緯があり、昨年度は史上初の「説明会なし」での全国調査となったわけですが、それでも難なく正確な回答を得られました。

そのため、今年度からはそもそも「説明会は不要」という整理となり、オンラインでやるか否かの検討すらしていません。

 

説明会が消滅したために、私の残業時間は多分20時間は減少していると思います。