田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

出向者24

まるまる2ヶ月にわたり(在宅勤務ではなく)出勤して働いてきて、出向者の立場というものがようやくわかってきました。

 

出向者はあくまでも事務補助です。

プロパーの事務官の担当業務のうち、単純作業部分を切り分けて外注しているようなものです。

 

そのため、業務量は多いかもしれませんが、精神的なプレッシャーは小さいです。

定型的業務を正確にきちんとこなすことがだけが求められており、「何をしなければいけないのか」「どういうふうになればいいのか」を考える必要もないし、上司にお諮りすることもないからです。

 

特に「上司とのやりとり」をプロパー事務官の方にお任せできるおかげで、ものすごく楽をしています。

 

この気楽さは、自治体で新規採用されたばかりの頃を思い出します。

先輩から発注される単純作業をこなすことで「基本的な仕事の進め方」をOJTされていた頃です。

あの頃も、上司への報告は先輩を挟んで行っていました。

 

10月の頃は「こんなに気楽でいいのか」と自問自答していましたが、今となっては「これで正しい」と断言できます。