田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

給与7

公務員は副業が禁止されており、収入は基本的に給与しかありません。

そのため、確定申告する人はごく稀(株式投資をやっている人が損失を繰り越すときくらい?)で、年末調整だけで事足ります。

 

私の自治体だと、年末調整は全て紙ベースで行っていました。

人事課から配布される様式を手書きで記入して、証拠書類を貼り付けます。

 

さらに最近は「マイナンバーが記載されている書類だから」という理由で、一度提出すると、本人であっても閲覧・修正ができなくなりました。コピーもNGです。

 

そのため、昨年度の書き方を参考にすることができず、毎年ゼロからのスタートを強いられました。

 

本省の年末調整は、どうやらシステム上で完結するようです。

申告する側としては、なんとも羨ましいです。

集計する側(人事側)としても、紙媒体よりはシステムのほうがきっと楽でしょう。

 

自治体だと内部管理のシステム化なんて、市民の反感を煽るだけで絶対予算が通りませんし、もしシステム化するにしても給与システムそのものをオーバーホールするタイミングを待つしかないでしょう。