給与7
公務員は副業が禁止されており、収入は基本的に給与しかありません。
そのため、確定申告する人はごく稀(株式投資をやっている人が損失を繰り越すときくらい?)で、年末調整だけで事足ります。
私の自治体だと、年末調整は全て紙ベースで行っていました。
人事課から配布される様式を手書きで記入して、証拠書類を貼り付けます。
さらに最近は「マイナンバーが記載されている書類だから」という理由で、一度提出すると、本人であっても閲覧・修正ができなくなりました。コピーもNGです。
そのため、昨年度の書き方を参考にすることができず、毎年ゼロからのスタートを強いられました。
本省の年末調整は、どうやらシステム上で完結するようです。
申告する側としては、なんとも羨ましいです。
集計する側(人事側)としても、紙媒体よりはシステムのほうがきっと楽でしょう。
自治体だと内部管理のシステム化なんて、市民の反感を煽るだけで絶対予算が通りませんし、もしシステム化するにしても給与システムそのものをオーバーホールするタイミングを待つしかないでしょう。