田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

業務39

これまでにも何度か触れてきましたが、出向者が担当する仕事は、同じようなことを毎年繰り返している広義のルーチンワーク的な業務が多いです。

あらかじめ決められた手順やルールに忠実に従い、例年通り性格にこなすのが、出向者のミッションです。

 

表現を変えると、「出向者は業務の守備範囲が狭い」とも言えるでしょう。

 

このように表現すると「出向者の仕事は楽そう」だと思われるかもしれません。

しかし、守備範囲が狭い分だけ、自分の持ち場に関しては完璧が求められます。

要求される「細かさ」「スピード」のレベルは、自治体の比ではありません。

 

地方公務員の人事異動はランダム要素が強く、せっかく本省出向しても全然関係のない部署に配置されるケースも多々あります。

それでも、細かいところまで正確に、かつ迅速に仕上げなければいけないというプレッシャーの下で仕事をするのは、出向者ならではの経験として後々に活きてくると思います。