田舎地方公務員の省庁出向サバイバル日記

令和3年度(2021年)に某省へ1年間出向した田舎地方公務員の日記です

業務55

本省に対する市民からの問合せ電話には、大きく分けて二つのパターンがあります。

 

ひとつは、施策に対する質問や苦言です。

電話の内容はまさに玉石混淆で、的を射た指摘もごく稀にあるものの、大半は施策をそもそも理解していない方が感情を爆発させているだけの場合です。

電話口で施策について説明しても、理解いただけない場合のほうが多く、相手方がキレるか諦めるかして電話を切られるケースが多いです。

 

他省庁の所管事務について電話がかかってくることも多いです。

ニュースで取り上げられた政府関係の話題に関しては、なんでもかかってきます。

 

今年度だと、モリ・カケ・桜をはじめ、接待、統計不正、オリパラ、現金給付あたりの話題は、一年を通してずっと問い詰められてきました。

 

所管省庁でない以上、何も答えられないのですが、とにかく公務員を口撃できれば満足なのでしょうか?

 

「公務員を叩きたいだけの人」の自己満足のために少なからず時間を割かなければいけないのは、自治体も本省も変わらないようです。